これからは私鉄沿線が狙い目?
7月10日の日経新聞に靴大手チェーンのチヨダ、ABCマート、婦人服のファッションセンターしまむらなどが、都心近郊の私鉄沿線、急行、準急が止まる駅への出店に目をつけているという記事が掲載されています。
JR沿線の駅ビルのある駅よりは、商圏は小さいですが、家賃は安く、郊外ロードサイドやSCよりは家賃は高いですが、客数はかなりいる、いわゆる都心商店街立地です。
この立地はなかなか希望通りの物件は出にくく、企業としては、出店計画は読みにくいところですが、上記のように幅広い客層をターゲットとしたファッションストアであれば、家賃比率は若干高くなっても、利益額で稼げる今、もっとも堅く採算の合う立地ではないかと常日頃思っています。
そうそう、駅前商店街で、同じ通りにコンビニが3軒くらいはあって、ドラッグストアも2軒くらいあって、ファーストフード店も数件あるみたいな立地ですね。
旧来型の個人経営店が、組織力でトレンド性も打ち出したチェーン店に入れ替わるイメージかもしれませんし、競争に負けたコンビニ跡地という手もあるでしょう。
既存のところでいうと、ジーンズメイト、ジャムピクシー、クレアーズあたりは結構出て行ってますね。
ABCマートは坪数が小さくても角地でしょうし、しまむらは高田馬場のようにスーパーの2階であれば得意なところだと思います。
客数こそ小売業を癒す。地元商店街はファッションは売れないと誰が決めたか?生活者も待っていると思いますよ。
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