㈶流通システム開発センター発行 「流通とシステム」にH&Mに関するレポートが掲載されました
日本の流通業で利用されているバーコードやICタグの標準規格を管理されている経済産業省関連の財団法人、流通システム開発センターさんの季刊誌「流通とシステム」131号(2007年7月発売号)にレポートが掲載されました。
今回の「流通とシステム」の特別企画は、「伸長する小売業態の現状と今後」ということで、ドラッグ、ホームセンター、食品スーパー、ホームファッション、コンビニ、ショッピングセンター各界の著名専門家の方々がレポートを寄せていらっしゃいますが、そこに連載中の特別報告、グローバル流通企業をレポートする第5弾で、「ファッション業界の常識を覆す新しいビジネスモデル~スウェーデンファッションSPA、H&M日本進出」と題して8ページほどの論文を書かせていただいたものです。
冊子が刷り上ってびっくり、「ユニクロvsしまむら」でおなじみの、シーズの月泉博先生やフードマーケットクリエイティブの太田美和子先生など、かつて本を読ませていただき、感銘し、大変勉強をさせていただいた方々と私のレポートが並んでいるのを見ると、光栄で、とてもうれしく感じました。
私のレポートの目次をご紹介すると、
1.はじめに―H&M日本進出のインパクト
2.H&Mのプロフィール
3.ファッションビジネスにおけるH&Mの優位性
4.第1世代SPA GAP、LIMITED優る、第二世代SPA H&M、ZARAの21世紀型ビジネスモデル
5.スウェーデン企業の国際性
6.H&M日本進出戦略を考える
7.おわりに―H&M進出で日本の生活者が得るもの
全般的に今まで当ブログでH&Mをご紹介している視点で書いていますが、専門誌ということで、6のところなどは、リテールポジショニング戦略、グローバル・ソーシング、ディストリビューション・ロジスティック戦略など少し専門的な考察を加えたところもあります。
H&Mの日本進出については、未知な部分もありますが、同社のことですから、おそらく極めて王道的な戦略でくると想像されるところもあり、ここらへんは、考え出すと議論もつきませんね。
ご興味ありましたら、是非ご購入ください。私のレポートに限らず、今回の特集は流通小売業界の方、業界にご興味ある方には、充実した内容になっていると思います。
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