ユニクロのファストリが、キャビンを更なるTOBで完全子会社化へ
7月21日の日経新聞、繊研新聞にユニクロを展開するファーストリテイリングがすでに50%の株式を取得し、子会社としている婦人服専門店チェーン、キャビンの株式をさらなるTOBにて完全子会社化すると発表したことに関する記事が掲載されています。
ファストリ社は、昨年8月に子会社化し、1年経って、中途半端なテコ入れで成果が見られないキャビンに対して、完全子会社、株式非公開として、外部の意見に左右されない形でのスピード再建を行う計画の模様です。
ファストリはグループ年商1兆円に向けて、国内外のM&Aも含めて、総力をあげて取り組んでいますが、次々と行う、M&Aによる年商の積み上げという総量(金額)的政策も必要でしょうが、
①既存ユニクロ業態のブラッシュアップとマーケットへの徹底浸透
と
②複数業態による日本国内のボリュームゾーンのレディースカジュアルマーケットシェアの奪取
がもっともファストリが力を発揮でき、中身(質)も伴った効果が出るところだと私は思っています。
そういう意味でキャビンは②にもっとも近い事業を持っていると思いますので、完全子会社化後の変革を楽しみにしたいと思います。
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