三越・伊勢丹の経営統合、伊勢丹の主導ぶりに脱帽
8月24日の日経、日経MJ、繊研新聞各紙、三越と伊勢丹が来年4月1日に持ち株会社を設立して経営統合することに関する記事で持ちきりでした。
特に、さすが日経の記事は3面に渡っての力作でありました。統合舞台裏を綴る連載記事もスタート。
それにしても、伊勢丹さん主導の経営統合案はあっぱれですね。
上手に老舗三越のプライドを立てながら、オセロにたとえると、要所(角)はすべて伊勢丹が抑えていて、いずれは伊勢丹一色になるような印象を受けました。
ポイントを挙げると
○ホールディングカンパニーになれば、管理部門から統合されて行き
○売上上位の三越分のバイイングパワーを手中に収めながら
○日本一の売上を誇る三越日本橋本店、2010年増床予定の三越銀座店、2011年出店予定の三越大阪店といったおいしいところを共同開発
○情報システム、仕入部門は2011年末までに伊勢丹主導で統合
○顧客管理、カード事業も2013年末までにアイカードに統合
詰将棋で言えば5手詰みくらいですかねぇ。
百貨店大型再編もこれで一段落とか書かれている記事もありましたが、これから、地方百貨店が生き残りをかけて、どのグループにつくか、仕入先(ファッションメーカー)の取組のスタンスなど、業界内ではいろいろありそうです。
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