しまむら高田馬場店 開店1か月が経って
8月4日の繊研新聞にファッションセンターしまむらが初めて山手線の内側に出店した高田馬場店開店から1か月を振りかえっての野中社長インタビューが掲載されていましたので興味深く読ませていただきました。
記事によると、売場坪数は半分ながら、月坪売上は2倍強の20万円台と、都心の2階でこの坪数であればまずまずの出だしではないかと思いましたが、野中社長は、社内ではBランクの評価、3倍売らなければ面白くないと手厳しく、高い目標を語っていらっしゃいました。
現状、同店では、夕方以降ピークにかけて強いヤング客層向けに、商品構成を柔軟に変化させたり、これからも伸ばせる余地はまだまだあるようで、今後が、楽しみな店舗ですし、他にも、さまざまな場所で客層に対応した都心店出店を展開されるされることを興味深く見守りたいと思います。
気になる都心店の家賃については、「相場より少し安く、感謝している」とのコメントのみですが、一般的に月坪家賃の相場が3万円を超える同店のような立地は、それ以下に比べて格段に客数が跳ね上がります。
郊外を主戦場とされている同社のようなフォーマットでは、さほど売れなくても儲かる仕組み、経費「率」のコントロールが身上だと思いますが、月坪効率が20万円を超える都心店では家賃比率がそこそこ高くても利益「額」で稼げてしまい、結果、十分な経常利益額および率をたたき出すことは多々あります。そんなうま味を実感されれば、同社の都心出店も加速することになりましょう。
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