レッグファッション人気で靴下SPA(製造小売業)が好調
9月28日の繊研新聞の一面に、昨年のオーバーニーソックス、今年のレギンス、この秋はカラータイツと、ヒット商品に恵まれ、前年対比二桁増を続ける、タビオ(靴下屋)やチュチュアンナなどレッグファッションSPAの好調ぶりに関する記事が掲載されていました。
今の好調ぶりは、確かにファッショントレンドによる要因も大きいかもしれませんが、小スペースで成り立つ、高効率のレッグファッションは、アパレルビジネスの脇役ながら、うま味のあるビジネスとして、以前から注目しているビジネスのひとつであります。
業態としても、さほど新しいものではありませんが、ランジェリーに比べて、需給バランス的にまだ過当競争にもなっていないようですし、まだまだ成長の余地はありそうですね。
ソックスを中心とするレッグファッションは、カジュアルアパレルチェーンなどでは、非アパレル、服飾雑貨部門の一部として位置づけれられますが、アパレルを含めた全アイテムの中でも、もっとも商品回転のよいアイテムのひとつであり、需要に合わせた補充体制を整えることによって、年商の構成比2‐3%は堅く売り上げる、軽んじてはならない大事なアイテムの一つだと、雑貨バイヤーの時に実感したのを覚えています。
「靴下屋」が初めてSCに登場した時は、それだけ客層が広く、効率がよく、安定的に売れるアイテムを抜き出して、特化した商売するわけですから、卸で価格を叩かれるより、直売すれば、儲かるビジネスになるだろうなと思ったものです。
そして、近年のように、ただ実用ソックスを並べるだけではなくて、ファッション性が高まって、シーズンシーズンの店頭のバリエーションも豊かになってゆけば、れっきとしたファッションストアの仲間入りというわけですね。
レッグファッション・・・いい言葉です。
同日28日の日経MJにも、タビオがいよいよ男性用カジュアル靴下専門店「タビオ ガレージ」の展開を始めるとの記事が掲載されていました。10月5日オープンの町田東急ツインズ店が1号店で、その後経過を見ながら全国のファッションビルに出店してゆく方針とのこと。
そう、今後、男性だって、3足1000円?実用靴下だけでなく、レッグファッションにこだわってもいいと思います。いろいろ選択の幅が広がることを楽しみにしています。
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