レディース専門店チェーンの中国出店計画
1月23日の繊研新聞に中国への出店を計画するヤングレディースチェーン店各社の記事が掲載されていました。
飽和市場、少子高齢化で縮小することが目に見えている日本マーケットに対して、次なる成長は中国市場が最右翼。
出店場所は、百貨店やこれから10年間に中国・東南アジアに50拠点を出店するというイオンモールのSCが舞台の中心になる模様ですね。
ブログでもご紹介し、先行するハニーズは06年1月の1号店出店からすでに07年11月末時点で48店。順調に黒字体質を固めつつあるといいます。記事の中では、その他、ポイント、パレモ、ブルークラスなどの出店計画が紹介されていました。腰の重かった会社もイオンSCの出店計画が背中を押しているのも事実だと思います。
中国では、変に現地の物価に合わせず、日本発信ブランドを打ち出せば、むしろ1.5倍くらいの価格くらいでよく売れる、というような話を聞いたこともあります。ユニクロが中国マーケットを軌道に乗せたのも、そういったマーケティング戦略だったようです。
これらのチェーン店に納品をしているメーカーさんも、もともと中国生産が中心なため、スケールメリットが発揮できれば、中国生産→中国販売と理にかなっており、次のビジネスの柱、と期待を寄せ、物流の整備を始めているようです。
しかしながら、中国での売上利益は、いまのところ、制度上、日本に持ち込むことが難しく、中国への再投資といった選択しかないようで、日本サイドのメリットを疑問視する声も耳にします。
上記の上場企業なら、海外の収益を連結にして、成長性、収益性を株主にアピールし、株価向上で資金調達などキャッシュフローのメリットを享受できるんですがね。
そう、業界のグローバル化は、きっと世界のグローバル企業がそうであるように、株式の時価総額重視経営に向かうことも意味するのでしょうね。
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