インターネット上のアウトレット販売が拡大中
1月30日の日経新聞に、人気衣料品ブランドの在庫処分品を扱うインターネット通販の利用者が増えていることに関する記事が掲載されていました。
紹介されていたのは、
マガシークのアウトレットピーク
ゼイヴェルのアウトレットウォーカー(ケイタイサイトのみ)
ニッセンのブランデリ
など
具体的な金額は掲載されていませんが、それぞれ前年比6-7割増くらいのペースで推移しているとのことです。
ブランド衣料のアウトレットと言えば今のところ郊外立地がほとんどで、生活者にとっては、出かけていっても必ずしも欲しいものがあるとは限らず、ネットであれば手軽(商品を触れないリスクはありますが)に購入ができる。百貨店、専門店などの店頭販売が低迷している昨今、アパレル、ブランドの利害とも一致して、在庫処分を上記のようなサイトに依頼するケースが増えているとのことです。
ブランドが自社サイトでアウトレット販売するケースもありますが、当事者ではない企業や異業種によるポータルサイトなどの立ち上げも目立っているようです。 実際は、その方が、割り切って処分できていいかもしれませんね。
ファッション性が高い気に入った服が値下で安く買えるのは、1月と7月のセール時のみという常識は着実に崩れつつありますが、こんな流れも、賢く買いまわる生活者をますます育んでいくひとつの販路になりそうです。
アメリカでは、百貨店で販売されている著名ブランド品(新品・新古品)を常時OFFセールしている「オフプライスストア」が、リアル店舗として、アウトレットモールとは別にファッション流通の1業態として確立していますが(2兆円規模のマーケット)、日本においても業界に対する百貨店の影響力が小さくなると、そんな業態が出現する日もそう遠くはないのかもしれませんね。
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