JR東日本が駅ビル開発・運営でイオンと業務提携
1月4日の日経新聞に、JR東日本が、業績が伸び悩んでいる同社所有の駅ビル、SCの運営をイオンに委託し、テコ入れを行うことに関する記事が掲載されていました。
JR東日本は、現在、駅ビルを中心に約120のSCを運営し、2006年度のテナント売上高は約1兆円。そこまで大きくなった規模、影響力に、以前、ブログで「JR百貨店」としてご紹介したこともあります。
今回の提携は、両社が電子マネーで提携した際に視野に入っていた話の具体的始動になるわけですが、JR東日本は、ルミネ、アトレなどの首都圏の中でも中心部の爆発的な集客力を誇る駅ビルを抱える一方、都心部から少し離れた不振SCのテコ入れからスタートし、日経記事によると、「駅ビルそのものをイオングループに貸し出し、運営をすべて任せる方向で交渉中」(関係者)とのことです。
両社の提携第1弾は、JR土浦駅の駅ビル「ウイング」になる見込みとのこと。
今年は、やはり4日付けの繊研新聞の1面にもありますが、SC全国3000箇所、30兆円市場時代に突入し、SCのオーバーストア感は否めず、各社の出店による成長のための「主戦場」の転換期であることは、年末の2008年のファッションビジネストレンドのエントリーでも述べた通りです。
そんなマクロトレンドの中、今回の記事は、2008年の幕開けにふさわしいニュースだなあ、と思いながら読んでおりました。
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