ABCマートが大型店「メガステージ」多店舗化へ
2月22日の日経MJに、靴専門店大手のABCマートが、ナイキ、アディダス、プーマといったブランドごとの提案売場を強化した大型店業態「ABCマート メガステージ」を多店舗化することに関する記事が掲載されていました。
同業態は、170-200坪と、従来のABCマートよりも大型で、実験出店した大阪梅田と吉祥寺のヨドバシカメラ専門店街の店が軌道に乗ったということで、今後、積極的に出店してゆく模様です。
スポーツシューズ販売中心の靴専門店は、もっぱら、自前で、ブランドごとのくくり、打ち出しをしているものですが、大型店で、メーカーを巻き込んだ同社の取り組みは、ブランド限定商品の優先入荷が実現し、また、メーカーからの店内装飾、広告宣伝への協賛も期待できるでしょう。きっと、在庫リスクに伴う条件なんかも話し合われているのではないでしょうか。
アメリカあたりのSCに行くと、ブランドのショップインショップの色濃いスポーツシューズの大型店、アスリートフットやフットアクションなどのチェーン店を見かけます。 同社の目指すところは、その日本版なのでしょうかね。
業界2位のABCマートは、1位のチヨダグループを追いかけ、郊外出店攻勢中。
都心の「売れる」商圏については、たとえ小型店でも、街の入り口と出口をおさえたり、四隅をおさえるといった駅前ドミナント、面取りの多店舗戦略が上手いという印象でしたが、今後は、メーカーの力も借りて、都心大型店出店、というわけですね。
客数の更なる都心部集中の情勢の中、ユニクロにしても、ABCマートにしても、都心大型店戦略が取れる企業が、投資が大きくても一定の成果を上げることは想像に難くありません。
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