去る3月15日に行われた第6回目になる東京ガールズコレクション(TGC)の記事が各メディアで取り上げられています。
前回の第5回目から東京都とJETRO(ジェトロ)の後援を取り付けたのに加え、今回から、外務省が後援に加わったことで話題になりましたね。
毎回、いろいろな仕掛けをして、TGCの認知度、価値を高めて行くゼイヴェルさんにはとても感心します。
ちょっと、これまでのTGCの流れを簡単に振り返ってみたいと思って、いろいろネット上の情報をまとめてみました。
開催日 のべ動員数
#1 05.8.7 12,600人
#2 06.3.11 18,100人
#3 06.9.3 20,500人
#4 07.3.3 21,900人
#5 07.9.2 23,600人
#6 08.3.15 22,100人
毎年、動員数が増え、今回の6回目は、初めて動員数を前回対比で落とした形になっています。会場のキャパの関係もあるかもしれません。
とは言え、2万人もの20歳前後の女性を中心としたファッションフリークの一般生活者を一同に集め、リアルクローズのファッションショーとケイタイ通販を連動して、熱狂させるイベントは世界に類を見ません。
このブログでも、1回目からその革新性を取り上げ、2回目には私も実際入場して、その熱気を体感してきました。
3回目には、東京コレクションのジャパンファッションウィークと同じタイミングに開催することで、国内外の業界関係の要人を招待し、体感してもらった上で、彼らにその率直な感想をメディアに語ってもらい、実力と大きな可能性を認めさせました。
4回目のころには、一方で、パリ、北京でTGCのミニチュア版を開催し、海外進出への布石を打ち始めていますね。
5回目には、東京都、日本貿易振興機構(ジェトロ)の後援を取り付けているのはすでに述べましたが、当時、TGCがこのふたつから後援を取り付けたことについて、かのドン小西さんが、ご自身のサイトで、コメントしていることが印象的でした。
同氏が、常任委員を兼ねる東京コレクション(東コレ)の後援先が欲しくて、いろいろなところにお願いして回っていた時の苦労話の中で、
「何年も通ってお願いしたのに、結局ダメだったのが『東京都』とか『日本貿易振興機構(ジェトロ)』」
らしく、TGCにこのふたつが後援しているのを知って愕然としたとか。
ドン小西のファッション激辛丼
ちなみに、昨年からは、東京都もジェトロも東コレを含むジャパンファッションウィークをTGC同様に後援をしています。
以前、石原都知事が、2016年オリンピックの東京への誘致をめざして、東京の文化を世界に知ってもらうために、アニメ、マンガなどのサブカルチャーとともに、ファッション産業育成の重要性も挙げていた記事がありました。
海外に出てみると、日本のファッション文化に対する興味、評価は日本人の想像以上です。
ちょっと大袈裟ですが、国を挙げて日本のファッション文化を世界にアピールする上で、先陣を切っているもののひとつが、TGCであることは間違いないでしょう。
今後の展開を楽しみにしています。
いつもお読み頂きありがとうございます。
毎日1回、クリックで応援お願いします。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
>>>人気blogランキング に参加しています。
【第13位】↑up (08.3.19現在)
関連エントリー-東京ガールズコレクション
関連エントリー-ランウェイの向こうにあるもの
関連エントリー-来週のTGC x GEISAI#9は熱くなりそう