ユニクロ、今後5年で中国100店舗体制へ
3月29日の日経新聞に、ファーストリテイリング(ファストリ)が、29日、かつて撤退した中国北京にユニクロを再出店したこととあわせて、今後5年間で、中国のユニクロ事業を100店舗体制にもってゆく計画についての記事が掲載されていました。
07.8月期末で、中国事業は、香港含めて17店舗、54億円の体制。
ユニクロの海外事業全体(英仏米韓中)は、07年期末段階で49店舗、売上高169億円。 グループ年商1兆円を達成しようとしている2010年期末までに海外事業も1000億円にまで拡大しようという計画の一環です。
同社の中国事業は、当初、低価格路線で苦戦した後、香港を皮切りに日本発信ブランドであること、日本の価格の1.5倍の売価設定に政策転換してからブレイク、黒字化、高い収益性を上げている模様で、海外事業の中では、順調。同社の売上拡大にもっとも成長性の高い部門でありましょう。
同社がグループ年商1兆円計画を達成しようとする2010年まであと2年半、時間も限られて来ました。大型M&Aを除いて、実現にむけてフォーカスすべきと思われることは、
○国内有望商圏における移転を含めた増床(大型化)、複数店舗出店
○昨年の秋冬に柳井会長が商品本部長として直接指揮を振って売上を復活させたような強化素材商品群プロモーション政策
○適度なトレンドの要素を取り入れた良質素材のレディースアイテムの充実
○中国事業の拡大
あたりではないでしょうか。
同社の拡大は、業界へのインパクトも少なくなく、自他ともに認める日本代表企業である同社の計画への道のりは、業界最大関心事のひとつと言っても過言ではないでしょう。
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