丸井とオンリーが資本提携、首都圏2プライススーツマーケットが熱くなる?
4月16日の日経新聞、繊研新聞に、丸井が、2プライススーツチェーンのさきがけであるオンリー(大証ヘラクレス上場)の第三者割当て増資を7億円強で引き受け、創業者中西会長に次ぐ第2位の株主となり、持分法適用関連会社化したことに関する記事が掲載されています。
これにともなう業務提携の内容は
・オンリーのマルイへの出店
・商材の相互補完による品揃えの充実
・生産背景の共有によるコストダウン
・人材の交流による育成
など、とのことです。
京都のテーラー、オンリーが始めたツープライススーツストア、「ザ・スーパースーツストア」は、業界で革新的でありましたが、その後、青山商事を筆頭に紳士服チェーンが一挙に参入、一部撤退組もありますが、今ではこの業態はすっかり定着しました。
現在、首都圏はじめ、都心部では、青山商事が展開する「ザ・スーツ・カンパニー」の一人勝ちだと思います。
これにパイオニアとしては、指を加えて見ているわけにはいかないと思いますが、さすがの紳士服業界1位の青山商事は、年々、クオリティ、オペレーションのレベル、精度を上げて行き、一方で、オンリーは、後継者難含め、差がつく一方であったのではないかと思います。
今回、オンリーが丸井と組むことで、懸案であった首都圏、都心部への出店機会が生まれ、丸井の資本とともに、都心部で、ザ・スーツ・カンパニーとの一騎打ちが見られそうですね。
オンリーは、テーラー出身ということで、縫製技術、ノウハウをおさえてらっしゃると思いますので、丸井のビサルノはじめ紳士服のクオリティアップにも貢献されるのではないかとも思われます。
最近、青山商事の「ザ・スーツ・カンパニー」や一格上のセレクトショップキラー、「ユニバーサル・ランゲージ」のMD精度、商品クオリティ、接客レベルが向上して来たのを感じます。
丸井、オンリーの提携によって、都心部の紳士服の買い場が活性化することを楽しみにしています。
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