セブン&アイが大型SC開発を本格化
4月4日の日経新聞に、セブン&アイホールディングスが、5年内にグループ開発の大型SC(ショッピングセンター)を約20ヵ所と3倍に増やす計画に関する記事が掲載されていました。
現在、国内に大型SCを7か所(年商1500億円規模)を運営するセブン&アイは、これにより、同事業を5000億円規模に持っていく考え。
同事業は、基幹のスーパー事業よりも高収益で、不動産投資信託(REIT)を活用することによって、資産も流動化でき、グループ収益に貢献大としています。
すでに約80か所展開するイオンに比べて、同社は、後発ではありますが、イオンに比べて駅からも歩いて行ける近郊の立地が多いですね。今後の出店計画を見ても、一都三県(東京、神奈川、埼玉、千葉)と関西圏に集中しているようです。
そんな立地なら、実質郊外大型SC出店規制となった「改正まちづくり三法」の影響も少なそうです。
また、これから新業態開発してSCへ出て行こうとする、都心部で活躍中のトレンド、ミッドドレンドマーケットのファッション企業の出店地としてもよいかも知れません。
これまで、車でないとアクセスの難しい郊外立地中心に出店していたイオンも、JR東日本と組んで、近郊既存施設のリニューアルに乗り出してきますので、今後、感性と価格帯のバランスが成功のカギを握る新しい商圏が創造されそうで楽しみです。
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