ロンドン・ハイストリートファッション・マーケットリサーチ
5月13日の繊研新聞の1面にロンドンのファッションショッピングの中心地、ウエストエンド地区に乱立する世界の有力ファッションSPA(製造小売業)についてのレポート記事が掲載されています。
オックスフォードストリートおよびそれと交差するリージェントストリート、ボンドストリートという大通り沿いによくもまあこれだけ世界のアパレルSPAが並んだものだと、記事中のショップ名入りの地図を見ながら感心しました。
それもそのはず、記事によると、このエリアにある600の店舗に、年間2億人が訪れ(うち半数が観光客)、55億ポンド(1兆1千万円くらいでしょうか)のお金を落としてゆくそうです。
このエリア(地下鉄で3駅分くらい)の記事中地図内の店舗数を数えてみたところ、
H&M(スウェーデン)が4店舗
ZARA(スペイン)が4店舗
ユニクロ(日)が4店舗
GAP(米)が3店舗
NEXT(英)が3店舗
フレンチコネクション(英)が3店舗
もあります。こんな密集エリア、日本にはありませんよね。
もちろん、英国のストリートファッションストア、トップショップとプライマークの超大型旗艦店もありますね。それぞれ1店舗づつですが、上記のSPA店舗の売上の一桁上の売上は軽く上げているくらい大きな店です。確か、トップショップは1店舗で年商200億円超だったと記憶していますが・・・
この地区は、まさしく、世界最大のファッションSPA大戦が繰り広げられているところですね。
タイトルの「ハイストリート」とは、「大通り」を意味し、大通りに面している大手ファッションチェーン店が提案するファッションを、英国では、ハイストリートファッション(=ファストファッション)と呼びます。
私もロンドンにファッションマーケットリサーチに通っていたころは、必見のオックスフォードストリート。
その中心地のオックスフォードサーカスというリージェントストリートとの交差点でのトップショップ、H&M、ZARAのガチンコ勝負に、伊勢丹メンズ館が参考にした?と言われる百貨店セルフリッジをよく定点観測したものです。
ロンドンにマーケットリサーチに行かれた方はよくご存知のように、ロンドン中心地は、このほかに、
・コベントガーデン
・カーナビーストリート
・カムデン(古着とヤングカジュアルストア多数)
・ナイツブリッジ(ハロッズのあたり)
あたりをおさえておけば、地下鉄を利用して、余裕で1日で周れるマーケットリサーチコースになります。もう一日ある方は、ロンドンから鉄道で1時間弱の、ヨーロッパ最大級のショッピングセンター、
・ブルーウォーターショッピングセンター
をお奨めします。
ああ、また、ロンドンに行きたくなってきましたね。
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