ポイントが世界ブランドを東京から発信
6月9日の日本繊維新聞、10日の繊研新聞に、ローリーズファームなどを展開するカジュアルファッションSPA(製造小売業)企業、ポイントが、来春、香港でスタートする計画だった「世界ブランド」のプランを改め、東京に本部を置き、東京に1号店を出店することに関する記事が掲載されています。
同社は、香港で既存業態のローリーズファームなどの展開を始めていますが、現地で好調なスタートを切っており、日本発信、東京発信のイメージ効果を活かさない手はない、と判断して方針転換に及んだとのこと。
今年、9月にプロジェクトチームを始動させ、来春開店を目指すとのことです。東京に複数店舗出店した後、すぐに香港などアジアに展開するとのことです。
また、同社は、従来、ブランドごとに、取引商社に専任企画生産チームを抱えてもらい、フットワークよく動いてもらうことによって、自社は販売に徹する、すなわち、企画生産機能を「持たない」ことを「強み」としてきましたが、新ブランドについては、生産は、パートナーであるウォンサンヒングループ(香港)のネットワークを活かしながら、自前でデザイナー、パターンナーを抱える、「持つ」経営への転換を図る模様です。
日本のファッションSPA企業の勝ち組として、今後H&M、ZARAに勝負を挑むという世界ブランドの「東京発信」は、大いに歓迎したいところです。
9月にはH&Mが銀座に1号店をオープンしますから、H&Mの出方をしっかりベンチマークされた上での立ち上げになるのでしょうね。
社内の等身大MDを中心とした服作りのDNA、社外から採用するスタッフとの化学反応、楽しみにしたいと思います。
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【第11位】→stay (08.6.10現在)
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