渋谷109、12期連続増収の月坪効率
7月3日の繊研新聞に、08年1月期に売上高が282億6000億円(前年比5.9%増)となった、マルキューこと渋谷109の好調テナント戦略に関する記事が掲載されていました。
前年度の年商282億円は95年の140億円に対し倍になったことになります。
記事によると、この1年は
○ ティーンズブランド強化による10代の客層の呼び戻し
○ マウジー、スライ、ギルフィーなど好調ブランドの増床
○ 7階飲食店のファッション売場への転換
などが奏功。
物販部分の月坪あたり売上高もなんと125万円と過去最高を記録したとのこと。
7階でも120万円とはビックリ←百貨店や一般駅ビルと違って一旦エレベーターで上まで登って降りて来るパターンをとる子たちも多いですからね。
ちなみにこの1ヶ月の坪あたり平均売上高の125万円がどれだけ凄いかというと、ご参考までに・・・
日本ショッピングセンター(SC)協会が発表した07年のショッピングセンターの平均月坪効率(売上高)データが2月26日付繊研新聞に掲載されていましたので、その数値をご紹介しておきましょう。すべてSC内のテナント部分の月坪売上です。
○全国SC平均 26.5万円/月坪
○大都市駅前ファッションビル 41.7万円/月坪
○中都市駅前ファッションビル 25.9万円/月坪
○地方都市駅前ファッションビル 24.0万円/月坪
〇周辺都市SC 28.1万円/月坪
○郊外SC 18.6万円/月坪
ちなみに百貨店の全国平均が約50万円、伊勢丹新宿本店がたぶん最高で100万円超と言われています。
単純計算、全国SC平均の約5倍、同じような大都市駅ビルと比べても約3倍は商品が回転、入れ替わっているわけですからそのスピード、忙しさたるやすさまじいものがありますね。
今後、マルキューがどのような手を打って、どこまで伸ばしつづけるか興味が尽きないところです。
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