ユニクロックとUTグランプリ、2つのユニクロブランディング戦略
時折、海外のファッションニュースメディアをチェックすることがありますが、ユニクロのニュースもそこそこ露出が出てきたなぁという実感があります。そんなユニクロの海外ブランディング戦略にまつわる数字をご紹介します。
世界3大広告賞を受賞したブログパーツ、ユニクロックは、世界85ヵ国、32,000サイトに貼り付けられ、総閲覧数はなんと、1億2000万ビュー。
プリントTシャツのグラフィックを公募するUTグランプリ、今年で第4回目になりますが、今回は、世界63ヵ国から13,206作品の応募があったとのことです。
日本でも個々に報道されているニュースをつなぎ合わせただけなのですが、こうして並べて見ると、なんともグローバルで、日本の他の企業でいったら、ソニーやニンテンドーあたりの話かと思ってしまうような数字ですね。
アジア事業が牽引して、黒字化を果たしたユニクロの海外事業も、欧米やその他の地域はこれからだと思いますが、ユニクロブランドの情報発信と、世界からのデザインの受信、すでにこれだけ多くの国の人々に何らかの形でリーチしているところは脱帽です。
海外では、すでにユニクロはクールジャパンブランドの一角を担い始めているかもしれません。
外堀(海外)から埋め、逆輸入がごとく、かつてはユニバレを嫌がった日本人の多くが、いつの間にかユニクロはクールなブランドだと認識し始める包囲網だとしたら、そして、それがユニクロのリ・ポジショニング作戦の狙いだとしたら、なんとダイナミックな戦略なのだろうか、と今のユニクロを取り巻くブレーンたちの層の厚さにも納得してしまった次第です。
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