ユニクロがウイメンズ向け商品拡充
8月28日の日経新聞、繊研新聞、日本繊維新聞各紙に、ユニクロがこの秋、600万本を販売目標とする、女性向けパンツの中心商品「スリムボトム」の発表会を行ったことに関する記事が掲載されていました。
価格は2990円と3990円で、前シーズンにつづいて藤原紀香をキャラクターに販売促進をかけるとのことです。
記事の中で目に止まったのは、商品そのものについての話ではなく、同社が売上に占めるウイメンズ向け商品の割合を現在の45%から早期に50%、長期的に60%に高めてゆくという話です。
昨年から、同社がウイメンズアイテムに力を入れ、企画感度、クオリティが高まって来ているのは、業界も認めるところだと思いますが、業界売上規模最大のユニクロが同部門の構成比を更に高めながら成長してゆくということは、レディースカジュアルを品揃えする同業他社にとっては、そうとう大きなインパクトとなるでしょう。
ユニクロが国内事業成長のためには、1にも2にもウィメンズ強化だということは、私も以前からたびたび申し上げて来ましたが、まっしぐらに進まれる模様で大賛成ですね。
ユニクロは、会社全体はしっかり伸びているのに(前年比+7.9%)、一方のメンズは前年対比マイナス売上(前年比-4.1%)を示しているのが、現状です。ウィメンズ(前年比+11%)に比べ、手薄になっているのか、売り場を縮小しているのかわかりませんが、メンズ売り場(ユニセックスのプロモーション商品は除く)は、時代に逆行してコンサバになっていると感じることがあります。
また、せっかくジャニーズ系のタレントを起用した一連のプロモーションも、モデルのかっこよさが引き出せていない、なんか、ずいぶんもったいない着せ方するなぁ、なんて思いながら店頭ポスターを眺めておりました。
こちらも、もうすこし頑張ってくれるといいなと思う今日この頃です。
しかしながら、ウィメンズを中心に、しっかり売れるしくみを構築してきたユニクロ、今秋のH&Mとの競演?期待しております。
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