ラグジュアリーブランド服飾小物を脅かす?インディテックスグループ新業態
8月11日の繊研新聞にZARA(ザラ)を基幹業態とするスペインインディテックスグループが、一年半の構想の末、7月に立ち上げた手の届くラグジュアリ服飾小物の新業態に関する記事が掲載されていました。
店名はUterqüe(スペイン語読みするとウテルケ;ラテン語で「両方」を意味する言葉)、バルセロナに2店舗、マドリッドに2店舗、本社近くのコルニャに1店舗を同時オープンして盛況、話題を呼んでいるようです。
※表示はスペイン語ですが、国名のESPANAを選んだ後、右下のidioma(言語という意味)をEnglishに直せば英語に変わります。
古きよき英国ライブラリーをイメージした内装に、商品ごとに配慮された照明、ブラックスーツの教育を受けたスタッフによる接客。
バッグ、靴、革小物、ジュエリー、スカーフ、サングラス・・・今のところレディースのみ。デザインはすべて社内デザイナーによるもので、スペインの地の利を活かして職人によるハンドメイド、ラグジュアリブランドに迫るクオリティが売りのようです。価格は以下の通り
靴 50-60ユーロ
ブーツ 150ユーロ
バッグ 160-250ユーロ
ベルト 30-50ユーロ
サングラス 40-50ユーロ
革手袋 40ユーロ
以上繊研新聞記事より
更にサイト内のカタログにある価格を拾うと
チェーンタイプアクセサリー 49.90ユーロ
コインケース 19.90ユーロ
シルクスカーフ 59.90ユーロ
サングラス 39.90ユーロ
となります。
(1ユーロ=163円)
ザラ業態同様毎週新しい商品が追加されるとのことですのでファッションフリークは時間さえあれば通いつめてしまうのではないでしょうか?
年内にスペイン、ポルトガル、ギリシャに20-30店舗のスピード出店を予定。
実際の商品クオリティを見てみないと何とも言えませんが、これはまさしく同社のルイヴィトン、グッチ、エルメスなどラグジュアリブランドの原価構造、価格設定への挑戦になるのでしょう。
インディテックスがUterqüeの名に込めた「両方」とは、高品質と手の届く価格の両方で顧客を満足させるもの、という意味なのでしょうか?
いずれは世界のラグジュアリブランド消費国、日本にもやって来るようです。
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