都心百貨店のこの秋の改装
先週から今週にかけて、一般紙、業界紙、各紙にこの秋の百貨店の改装についての記事がいくつも掲載されています。
共通ポイントを整理すると、
○駅ビル、ファッションビルに取られていた20歳前後の女性客層向けの売り場を拡大
○それにともなって2-3割安い価格帯の充実
・・・伊勢丹(新宿)、小田急(新宿)、東急(渋谷)
○インナー(肌着)+ヘルス&ビューティ売り場を集積、拡大
・・・伊勢丹(新宿)、松坂屋(銀座)
になります。
特に、伊勢丹本店の新ゾーン、「イセタンガールズ」は力が入っているようですね。同社はここのところ、駅ビル系の人気ブランドに、百貨店の価格帯からすると3割安の新商品ラインを作らせ、期間限定の実験販売を行って手ごたえを感じて来たようです。
百貨店のヤングレディース売り場は、同じ客層を狙っても、駅ビルに比べて、親と一緒に来店し、親にお金を出してもらうケースが多いので、客単価が高いそうですが、今後は、本人のお財布からも気軽に出せる価格帯もしっかり、そろえておかないと客数減を食い止められない事情もあるのでしょう。
百貨店向け大手アパレル、フランドルも、この秋、創業30周年記念の名目で、ブランド横断的に3割安のお値打ち商品群を次々に打ち出すようです。百貨店のこれらの動きに呼応しているのでしょうね。
さて、この秋、百貨店にどれだけのヤング客層の集客が図れるか、業界注目トピックの一つです。
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