マツキヨがヘルス&ビューティ雑貨専門店参入
8月11日、12日の日経新聞に、来春規制緩和が実施される医薬品に関する、流通業界の対策に関する記事が掲載されています。
要は、来年4月から、今まで、ドラッグストアや薬局でなければ買えなかった医薬品が、スーパー、家電量販店、ディスカウントストア、ホームセンター、コンビニで買えるようになり、なおかつ、定価販売が中心であった大衆薬も価格競争が始まるわけです。
これに対して、ドラッグストア業界は、新業態の開発に躍起なわけですが、最大手のマツキヨことマツモトキヨシは、競争の激化、次なる成長エンジンを模索し、医薬品を一切取り扱わず、化粧品と美容雑貨と中心とした、業態を年内に立ち上げ、5年後に年商400億円をめざすとのことです。この新業態においては、マツキヨのディスカウント色を払拭して、ストアブランド戦略を行うとのこと。
この業態の先行企業としては、プラザスタイル(旧ソニープラザ)やロフトが挙げられます。
プラザは現在80店舗、400億円規模のチェーンですが、これに追いつけとばかり、年商3909億円のマツキヨグループが挑む新業態は、どんなお店になるのか、楽しみです。
また、今回の医薬品の規制緩和を取り巻く業界の戦略は、広義のファッション業界にも影響がありそうで、異業種とは言えどもウォッチして行きたいと思っています。
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Comments
薬剤師としては、気になりますね。
医薬品の扱われ方が。
イメージ商品になる?
売る側は、商品を線引きして
適切かつ効率的に販売するということですよね。
Posted by: タッシー | August 17, 2008 10:23 AM
タッシーさん、こんにちは
コメントありがとうございました。
薬剤師さんでいらっしゃったんですね。
おっしゃる通り、効率重視にならざるを得ないのでは。
おのずと生活者が求めるものも限定されてきますね。
今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by: taka | August 17, 2008 12:49 PM