今秋、国内最大規模のSC、レイクタウンイオンがオープン
8月2日の繊研新聞に今秋10月、JR武蔵野線、越谷レイクタウン駅(新駅)前にオープンするレイクタウンイオンをはじめ、今年、埼玉、千葉に開業、増床の大型ショッピングセンターに関する記事が掲載されていました。
レイクタウンイオンは、ビブレ、マルエツ、ジャスコなどをアンカー(核)テナントに、商業施設面積22万1000平方メートル、500の専門店、年間売上見込850億円の計画で、これまで日本最大のショッピングセンターだった、11万5000平方メートル、540の専門店今年の増床後の年商見込み636億円(08年3月期569億円)のTOKYO-BAYららぽーと(船橋)を抜いて1位になる模様です。
ららぽーと船橋は、日本最大の規模ということで、外資系ブランドから国内外のSPA、ファミリー向け業態、マルキュー系ファッションまで、幅広くブランド、テナントがリサーチできる場所として、業界では、私も含め、定点観測の場所にされている方も多数いらっしゃると思いますが、いよいよ、それを上回る規模のSC誕生ということで、今年は、注目を集めていますね。
ビブレ、マルエツ、ジャスコもあるので、売上規模は確かに最大になりますが、ファッション専門店の部分に関しては、それでもなお、ららぽーと船橋が一番でしょうし、特に都市型MDの縮図とそこそこの感性を持った幅広い客層の購買行動を見ることのできる場所として、不動の地位は揺るがないとは思います。
一方、イオンレイクタウンが楽しみなところのひとつは、都心で活躍されているファッション企業が今後の成長エンジンを模索する郊外向け業態の実験場になるのではないかというところですね。
トレンドマーケットの企業が、感性と価格の折り合いをどうつけ、新しいマーケットに挑むか?それに対し、これまで、郊外SCを主戦場としてきた企業は、都心に近づき、どう対抗するのか?
これは、H&M日本進出後のファッション業界の命題でもあります。
三井不動産が、ららぽーとや三井アウトレットパーク、そしてこれから、イオンやイトーヨーカ堂が開発する都心近郊のショッピングセンターは、これまで別々のマーケットだった「都心」と「郊外」の交差点となり、どんな新しいマーケットが創造されるのか?
とても楽しみなところです。
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