数字で見るZARA(ザラ)の店頭鮮度
先々日に取り上げたインディテックス社に関する海外ニュースをいろいろ読んでいて見つけた、ZARA(ザラ)の店頭がどれくらいバラエティ豊かで、鮮度が高いかを示す数値をご紹介します。
1.シーズン前先行発注比率
60% (NEXTなどUKの一般のファッションリテイラーは80-85%)
2.年間展開品番数(SKUではありません)
22,000品番 (一般のファッションリテイラーは4桁;数千品番)
3.ひとりの顧客の来店頻度(買い上げではありません)
年間17回 (一般のファッションリテイラーは2-3回から5回)
4.プロパー消化率(値下げをせずに、もとの売価で売り切った数量比率)
85-88% (一般のファッションリテイラーは55%-75%)
1はシーズンに入ってからの柔軟性、2は商品バラエティの豊かさ、3はアクセスの良さと顧客の期待度(ちなみにZARAはほとんど広告を打ちません)、4は結果商品的中率が高いことを意味します。
ちなみに日本のZARA(ザラ)では、毎週2回、月曜日の朝と金曜日の朝、新商品が入荷して売り場が変わるようです。何か新しい商品をチェックしたい方はお見逃しなく。
また、ご参考までに、昨日読んだWWDジャパンのファストファッション特集の中で、H&Mを迎え撃つポイント社のローリーズファームの初回生産比率3割、これもとても同社の柔軟性、シーズン中対応能力を示す数字ですね。
さて、ブログをお読みの皆さんの店舗、あるいは、皆さんがよく利用されるお店は、どれくらいの頻度で顧客が足を運ぶ魅力をお持ちでしょうか?
いつもお読み頂きありがとうございます。
毎日1回、クリックで応援お願いします。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
>>>人気blogランキング に参加しています。
【第8位】→stay(08.8.26現在)
| Permalink | 0
Comments