季節商品の販売時期に異変あり?
日経新聞の日曜版に折り込まれる「日経マガジン」10月19日付の中に、モードコンフィデンシャル「季節のバリアフリー」というタイトルの記事が掲載されていました。
記事の内容は、従来、季節商品とされているファッションアイテムが、それ以外のシーズンによく売れている事例を紹介、今大人気のオーストラリアのシープスキンブーツブランド、UGG(アグ)を中心に記事が構成されていました。
そうそう、今年は、夏でもUGGのブーツや模倣品を折り返して履いている女の子たくさん見かけましたものね。
2004年UGGの総代理店のゴールドウィンが販売スタートしたころは、春夏:秋冬販売構成比が1:9だったものが、近年は3:7まで接近し、販売店で定番ブーツは1年中店頭に並べるに至り、05年以降、売上は毎年前年比2倍のペースで推移しているとのことです。
並行輸入業者の通販も今年はUGGが人気の的のようです。
半袖Tシャツ、ノースリーブ、キャミソールが冬でも売れ、真夏にストールを首に巻き、ファッショナブルになった長靴ならぬレインブーツも年間定番へ。
実用、機能重視だった季節商品もファッション性の高い商品の選択肢が増えれば、掟破りの生活者発信のコーディネートも流行から常識に変わったりします。
以前は立ち上げの前倒しの範疇だったかもしれませんが、それだけでは説明のつかないことも起こっているようで、業界も季節商品の固定概念、取っ払って考えないといけないかもしれませんね。
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