ファストシューズマーケットも熱い
10月29日の日経MJに、おしゃれだけど安い、合皮製のファストシューズの人気に関する記事が掲載されています。
従来、おしゃれな靴は革製で高価、安価な靴は、合皮(ケミカル)製でファッション性も低い、なんていう図式はあったかもしれませんが、それが近年大きく変わってきていることは、ブログでもよく取り上げてきましたので、読者の方はよくご存じのとおりだと思います。
記事には、109系など、そのトレンドを支えるメーカー企業のフットワーク(最短2週間で生産、フォロー)について書かれており、業界もいよいよ変わらざるを得ない転機を感じます。
靴業界(メーカー)の方とお話すると、革製靴の輸入制限枠であるTQをどれだけもっているかが勝負のようにお話される方が少なくないですが、この流れが定着すると、
○ファッション性の高さ
○シーズン中の店頭鮮度管理
○サイズ欠品防止
など、52週できめ細かく投入管理をし、シーズン中対応(追加対策や店間移動)など、文字通り「フットワーク」が雌雄を決するようになると思います。
109やルミネなど駅前ファッションビルに行かれて、お客さんであふれているエスペランサやオリエンタルトラフィックのような靴店や、服飾雑貨構成比の高いローズバッドのようなセレクトショップに行かれると、これらのファストシューズへの生活者の期待が肌で感じ取れます。
安い、速いだけでなく、当然、ファッション性がキーポイントなので、アパレル企業や、これまでベターゾーンの靴を扱われてきた企業も、発想を転換して、参入されればより活性化するのではないかと思われます。
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