メガネ業界もファストファッションに向かう?
10月25日の日経新聞に、眼鏡(メガネ)店最大手三城(パリミキ)が、同社の全国約千店舗(08年3月期末店舗数1,047店)で、10,500円を最低価格とするスリープライスの販売方式を導入することによって、低価格の新興勢力に対抗することに関する記事が掲載されていました。
従来、同社は、中高年を中心客層に、平均価格は37,000円。10,500円・17,800円・24,800円のスリープライス方式の平均単価は2万円前後(46%オフ)を見込み、若年層の取り込みを含めた客数増を目指すとのことです(記事によると同社は、09年3月期で4期連続減収の見込み)。
記事によると、眼鏡の国内市場は過去10年間で5,600億円から4,600億円に縮小(18%減)しているようで、その要因のひとつが単価の下落。
2001年、「眼鏡業界のユニクロ」と呼ばれたZoff(ゾフ)が、5,250円・7,350円・9,450円といったスリープライスの販売手法を取り入れ、今では、メガネのスリープライス店は、全国に1200店ほどあるそうですね。三城自身もまだ19店舗ですが、「オプトレーベル」という屋号で低価格のスリープライス店を展開しています。
スリープライス店のおかげで、特に若者の中では、毎日、洋服にあわせて着替える感覚で、気軽に買えるメガネの本数は増えたのではないかと思います。
メガネ業界もファッション業界同様、品質、低価格は当たり前、
安心・品質→低価格・スピード→デザイン
とファストファッション的な流通改革が進んでいるようで、ジェイアイエヌが展開する JIN's GLOBAL STANDARD のように同じ低価格のスリープライスでもフレームのデザインはもちろん、ファッション感度の高い顧客にも耐えうる店舗の世界観にこだわるチェーンも勢力を拡大して来たのは喜ばしいことです(都心、郊外SCなど現在全国58店舗展開)。
メガネ(=アイウエア)も重要なファッションアイテムのひとつです。生活者目線で、どんどん競争していただき、品質に、デザインに、店舗環境に磨きをかけていただきたいと思います。
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Comments
こんばんは、にしやんです。
私は視力がいいので眼鏡のお世話にはなっていませんが、
学生時代に真剣に伊達眼鏡を買おうか悩んだことがあります。
眼鏡って他人に与えるインパクトが強いですよね。
私も顔にインパクトが欲しくなった時期があったので。。。
では、応援して帰ります。
Posted by: FX初心者のサラリーマンでも勝てる!脅威のFXシステムトレード講座 | October 27, 2008 10:17 PM
にしやんさん
コメントありがとうございます。
伊達めがねですと、低価格は着替えやすくて便利ですね。
またよろしくお願いします。
Posted by: taka | October 29, 2008 08:39 AM