森ビルが投資ファンドと英トップショップの独占販売会社を設立
10月9日の繊研新聞に、森ビル流通システムと日本の独立系投資ファンドであるJBFパートナーズが共同出資して、英ハイストリートファッション(ファストファッション)ストア、トップショップ/トップマンを日本で独占的に販売する運営会社、ティーズを設立したことに関する記事が掲載されていました。
新会社は、イギリスでトップショップ/トップマンを展開するアルカディアグループから独占販売権を取得。英国のフランチャイズとして展開する模様です。
ご存じのように、ラフォーレ原宿でトップショップ/トップマンの実験販売を行っていた森ビルグループは、販売効率に手ごたえを得て、この秋増床のための改装中。並びにできるH&M原宿店との相乗効果を期待します。同時に、改装後のトップショップは、国内展開に向けてのショールーム的な役割を果たすのでしょう。
以前、同社は、同グループが運営する六本木ヒルズへのトップショップ出店の可能性も匂わせていましたね。
ロンドンのTOPSHOP(トップショップ)に魅せられた私の本音は、今こそ、日本マーケットに対する温度差を感じないためにも、ZARAやH&Mのように、アルカディアがそこそこの資本を入れて本気で出てきて欲しいんですが。
オーナーのフィリップ・グリーン卿の優先順位、熱い視線は、今、ニューヨークに向いているのでしょうか?
【続報】10月16日の日経新聞、17日の繊研新聞によると、新会社「ティーズ」の資本金は3億3000万円(森ビル35%、JBFファンド65%←頃合を見てファンドがアルカディアに全株売却の出口ですかね)。六本木ヒルズなどの商業施設を中心に3年後をメドに10店以上出店すると発表した、とのことです。
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