伸びるシャツ専業SPA
11月20日の繊研新聞にシャツに特化したSPA(製造小売業)、販売好調のメーカーズシャツ鎌倉に関する記事が掲載されていました。
同社は1993年に創業、
・綿100%ファインクロス(細番手)素材
・シャツの縫い方でもっとも丈夫な本縫い仕上げ
・高瀬貝のボタン使用
といった上質なシャツを4900円のワンプライスで工場直販することで話題となりました。
当時、商社で大手シャツメーカーの担当もしていましたので、シャツ、ブラウス生産には興味があり、鎌倉のシャツ工房の直営店だということで、ちょっぴりロマンを感じ、お店をよく拝見しに行ったものです。
同社は、急拡大することなく、一歩づつ進まれ、現在、都心好立地中心に13店舗+ネット販売、年間40万着販売されているとのこと。丸ビル店で月坪200万円とはすばらしいですね。インド、ロシアへの輸出、ニューヨーク出店の話もあるようです。
後発で卸から直営転換で拡大、多店化で成功した東京シャツのシャツ専業SPA、「シャツプラザ」「シャツ工房」ジェトセッター」(こちらは1900円~幅広い価格帯)などもいまやSCでは常連さんとなりました(FC含めて日本全国161店舗)。やはり、狭い坪数で高効率を上げる、とデベロッパーさんからの評判もよいようです。
個人的な話ですが、体格の割には首が細く、手の長い「規格外」の私が、社会人になって初めて手にしたオーダーメイドの服は、シャツでした。手の届く贅沢で、なんか嬉しかったものです。
今後も、シャツに限らず、専業メーカーさんが、専門性を追求し、無理なく小スペースで製造小売化し、生活者に近づき、いろいろなソリューションを果たされること、期待したいと思います。
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