H&Mが2010年春に大阪出店
12月12日の日経新聞に、H&Mが2010年春に大阪心斎橋に出店することに関する記事が掲載されています。
記事によると、心斎橋店は、地上1階-4階、売り場面積300坪で銀座店と同じ規模とのこと。
私は、H&M上陸前から、同社が、自身の最大の強みのひとつである「デイリーデリバリー(毎日複数回配送)」を行う物流拠点の効率を最大限に発揮するというロジスティック戦略の観点から、しばらくH&Mは東京首都圏に集中出店(10店舗以上)してから関西圏へという説を唱えていましたので、予想より早い大阪への進出となります。
日経新聞には、「銀座、原宿、渋谷、新宿に続く国内5店舗目」とありますが、業界内では、それ以前、来年中に、埼玉県(近郊SC)や神奈川県(大商圏駅前)での出店が決まったようだという話がありますし、ホントにH&Mは引く手あまたのようなので、実際、2010年の大阪店は10店目以降になる可能性もあります。
つまり、首都圏出店を差し置いて、関西圏への出店を優先させたのではなく、すでに同社の中で、向こう数年間の首都圏の出店地図が描かれたため、視線は次のターゲットである関西圏に移ったという見方もできます。もちろん、関西にも物流拠点を構え、並行して多店化という戦略もありでしょう。
いずれにしても、高速商品回転のための物流拠点ありき、がH&Mの戦略であることには間違いないでしょう。
H&Mは現在、33カ国に出店していますが、今回の日本への進出は同社の中でも歴史的な大成功と位置づけられているようです。銀座店オープンのころは、CEOも日本法人社長も慎重なコメントをされていましたが、日本での出店のスピードは予想以上に速いかもしれません。
関西の方、お楽しみに!
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