ルイ・ヴィトンが世界最大規模の銀座旗艦店計画を白紙撤回
12月16日の日経新聞によると、「ルイ・ヴィトン」を展開するLVJグループは、高額消費不振が深刻さを増したのを理由に、2010年に銀座で出店を計画していた同ブランド世界最大級の旗艦店計画を撤回したとのこと。
計画があったのは、銀座の数寄屋橋交差点近く、晴海通りと並木通りの交差点に建設予定の「ヒューリック数寄屋橋ビル」(地下4階・地上12階建て)。総床面積7000㎡(2000坪超)をほぼ1棟借り受けての計画だったようで、計画時は、パリの旗艦店を大きく上回る規模だったようです。
ラグジュアリーブランドの頂点ブランドとて、浮かれていられない世界経済情勢なのでしょうね。
この計画のあったビル、計算すると、1層あたり平均132坪になりますが、世界で一番キャッシュフローをもつファッション企業、H&Mが引き受けるなんてことはないだろうか?と勝手に想像しておりました。
銀座はH&Mにしても、ZARAにしても、UNIQLOにしても3店舗あってもいい街ですからね。このロケーションは各社の既存の店舗に対して、絶好の場所だと思います。
ところで、今日、大阪出張時、心斎橋の道頓堀川、戎橋たもとのH&M心斎橋店予定地を見てきました。心斎橋商店街のなんば側の入り口、マツキヨ、WEGO大型店の斜め向かい、ZARAの並びになります。
建物自体はそれほど大きくありませんが、まったく、H&Mはホントにランドマーク的な場所をおさえる力をもっているんだなぁと改めて恐ろしさを感じたものです。
心斎橋商店街の長堀通り側も、ZARAのもうひとつの店舗の付近に、建替えそうなビルがあるので、あのあたりも狙ってくるのでは?と眺めておりました。ドミナント志向の企業は、売れる街の四隅や入り口と出口という風に押さえ、面で捕らえるのは常套手段ですからね。
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