三井住友カードがバイジェイドットコムで中国向けネット通販促進
12月26日の日経新聞1面に、三井住友カードが中国銀聯(ぎんれん)などと組んで、日本企業の中国市場向けネット通販を促進する共同会社を設立することに関する記事が掲載されていました。
共同設立会社は、2009年1月に仮想商店街「Buy-J.com(バイジェイドットコム)」を立ち上げ、日本の出店企業は、中国語翻訳されたサイトを見た中国の生活者が注文した商品を、日本の物流倉庫に届けさえすれば、バイジェイドットコム側が空輸、顧客に届け、銀聯(ぎんれん)で決済が完了するというもの。
ビジネススキームの詳細はこちらです。
日本初!中国本土向けにインターネット通販での銀聯カード決済を開始!
これまで、中国では、国際決済可能なクレジットカードの普及が遅れていたため、日本企業が中国の生活者に商品を販売するのに、代金回収が大きな課題となっていました。
これに対して、三井住友カードが06年から提携している、中国国内で約18億枚が普及しているデビットカード、銀聯(ぎんれん)を決済手段にすることによって課題が解消され、急速にネット直販が促進されることになるのではと思われます。
参加を検討している企業としてヨドバシカメラ、マツモトキヨシ、セシール、ナルミヤインターナショナル、などの名前が挙がっており、三井住友カードは百社くらいからスタートし、初年度で40億円の売り上げを目指すとしています。
中国進出を検討している日本のファッションブランドにとっては、リスクのある直営店の出店や代金回収の不安のある卸を検討する前にバイジェイドットコムを活用するのもよいのではないでしょうか。
中国の生活者は日本のトレンドファッションを心待ちにしていることでしょう。
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