ZARA(ザラ)が2010年インド進出
2月12日の繊研新聞に、世界第2位のファッションSPA企業、スペイン、インディテックスグループが基幹業態、ZARA(ザラ)を2010年、インドに出店すべく、この度、インド3大財閥のひとつ、タタグループのトレントリミテッド社と現地に合弁会社を設立したことに関する記事が掲載されていました。
プレスリリースの原文はこちら
Inditex and Trent of the Tata Group agree to open stores in India beginning 2010
インディテックス51%、トレントリミテッド49%という出資比率で、2010年ニューデリー、ムンバイを皮切りに急速拡大を目指しているようです。
インドは、外資や輸入規制、インフラの遅れなどから外資ファッション企業の進出はあまり進んでいませんが、ベネトンが15年前(合弁企業へのFC)、また、同グループのシスレーが今回共同出資のトレントリミテッド社の力を借りて数年前に進出しているようですね。
インディテックス社(ZARA)は、DHLと組んで、商品をスペインの自社物流倉庫から地球の裏側の店頭まで最長でも72時間以内に届ける空輸インフラを持っているので、他のファッション企業と比べてインフラが整っていない国にも出店しやすいのが無二の強みといえましょう。本格的に攻略しようという進出国には、パートナーと合弁会社を作って始めるのも常套手段のようです(日本、韓国しかり)。
いよいよ欧州ファストファッションの「切り込み隊長」、ZARAが進出を決めた、世界で最も成長の望める新興国インド。その動向に世界のファッションSPAが注目することでしょう。
いつもお読み頂きありがとうございます。
毎日1回、クリックで応援お願いします。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
>>>人気blogランキング に参加しています。
【第10位】→stay (09.2.13現在)
| Permalink | 0
Comments