ジーユー(g.u.)の新価格宣言?990円ジーンズ!
3月11日の日経新聞、繊研新聞、日本繊維新聞、みのもんたの朝ズバ!などで、前日にプレスリリースを行ったファーストリテイリング(ユニクロ)の超(?)低価格業態、ジーユー(g.u.)の「新価格宣言第1弾」に関するニュースが取りげられていました。
同業態では、今春から全商品の8割をユニクロの半値以下に下げるとし、目玉は990円のジーンズ(カンボジア製)!?で初年度50万本の販売をめざすとのことです。
この990ジーンズは一度手に取って見てみたいですね。
最近、いくつかのジーユーの店頭および商品を見ましたが、立ち上げのころの、いかにもナショナルカジュアルチェーンの店頭に並んでいそうな、いわゆる「1000円玉」メーカー商品の集積?のような商品から比べると、今ではだいぶ企画精度、オリジナリティ、クオリティが上がったことは感じておりました。
ユニクロは「最高品質を手ごろな値段で」
ジーユーは「まあまあの品質を最低価格で」
がコンセプトのようです。
ユニクロ業態が上昇気流に乗ったのを見とどけたファストリ柳井会長は、この春からは、ジーユーの拡大戦略に力を入れる模様ですね。一時ストップしていたジーユーの出店を今春から再開、今年は、現在の56店舗を73店舗まで拡大するとのこと。
中期計画は、13年8月期に売上高500億円200店舗体制だそうです。
ユニクロが更なる低価格業態、ジーユーを開発した時、私は、米GAPのオールドネイビーのような業態を目指すのかなと想像していました。
つまり、基幹業態(GAP)よりも、価格は安く、クオリティは少し劣るが、その分、独特の店舗デザインを施し(オールドネイビーで言えばモータウンの流れる60年代レトロ調のアメリカンポップな店舗内装)、お買いものをしていて楽しい、安物買いをしている気分にさせない、という付加価値をつけるという手法をとるのかなと。
しかし、今回の「新価格宣言」のニュースを聞いていると、柳井会長は、むしろ、今、イギリスで、ホットなカジュアルアイテムの単品集積を南西アジアでローコスト大量生産を行うことによって、驚異的な低価格カジュアルウエアを提供し、大旋風を巻き起こしているアイルランド本社のプライマーク(Primark)を目指されているのかな?と思いました。
いつもお読み頂きありがとうございます。
こちらのアイコンをクリックして応援よろしくお願いします!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
>>>人気blogランキング に参加しています。
【第11位】↓down (09.3.11現在)
関連エントリー-ユニクロが今より低価格のブランドを開発へ
関連エントリー-ファッション販売4月号に「世界アパレル専門店ベスト10」の記事を執筆しました。
関連エントリー-ロンドン・ハイストリートファッション・マーケットリサーチ
| Permalink | 0
Comments
Hi, good post. I have been pondering this issue,so thanks for posting. I'll likely be subscribing to your posts. Keep up the good work
Posted by: I Was Able to Lose Thirty Póunds in Under a Month | May 06, 2009 11:46 PM