京王百貨店が郊外SCに50代以上向け婦人衣料専門店を出店
3月31日の日経新聞によると、京王百貨店は今秋から50代以上の女性をターゲットにした小型の衣料品専門店を開発し、郊外SCを中心に多店舗化に乗り出すとのことです。
京王百貨店は、50-60代の女性客層にフォーカスした品揃えで、顧客の支持を得て、百貨店各社が大苦戦する中、ここ一年間にも前年比増収の月があるなど、比較的健闘されているようです。
今回の計画は、同社の今後の成長戦略(既存店は新宿、聖跡桜ヶ丘の2店舗のみ)と、50代以上の客層に対する品揃えが手薄な郊外SCとの思惑が一致し、50代以上の顧客が売上の70%を超すという新宿店の売れ筋を踏まえながら、価格は6掛け程度の割安なプライベートブランド(PB)の婦人衣料や雑貨を中心に専門店を自前運営することになったもの。
9月にオープンする「ららぽーと新三郷」が1号店となり、約100坪の店舗にあわせて食品やギフト?なども扱うとのこと。
郊外ショッピングセンターに出店する百貨店事業として、食品部門に特化して出店する大丸や、核店舗として出店して撤退となった三越の例はありますが、顧客フォーカスして専門小型店を出店するのは百貨店初の試みですね。
「小型店は初期投資が六千万円強と大きくなく、運営も自前の従業員で行いノウハウが蓄積できるとして事業化を決断(記事の引用)」
この姿勢、既存の「百貨店ビジネス」のしがらみにとらわれることなく、是非貫いてください。
ニッチを攻める京王百貨店のチャレンジ、楽しみにしています。
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