しまむら復活のカギは「しまラー」育成?
4月3日の日経新聞に、前期ひさびさに減収減益に陥ったしまむらが今期2010年2月期には増収増益となると発表したニュースに関連する記事が掲載されていました。
同社は、ここのところ上がり気味になっていた単価を再び下げ、本来の強みである価格訴求で客数を回復させながら、都心部への出店、ヤングファッション化を推進中。
最近は、ポップティーンなどの雑誌媒体で、流行ファッションがこんなに安く買えちゃう企画をやったり、自称しまむらファンである人気モデルの益若つばさちゃんを広告塔?に彼女とのコラボ企画商品なんかも発売したりして、品揃えが豊富で安いしまむら好きな女の子、いわゆる「しまラー」を増殖、社会現象化して、ちょっとブームに乗せようという戦略、「あり」だと思います。
日本最多店舗数を誇るしまむらも、東京や大阪にはあまり店舗がないもので、都心部の方々には意外と知られていない存在ですが(業界でも見たことがないという人が結構います)、ところが、しまむらを体験してしまうと、カルチャーショックを受けながら、とりこになる特に女性、結構多いんですよね。気持ちすごくわかります。
だって、マーケットがSPA化、PB化して、絞り込み、企業利益重視で、同質化してつまらなくなると、しまむらみたいな、豊富なアイテムが毎週各1だけ入荷して、次々に売り切れて行くお店なんて、そんなにないし、価格もびっくりするくらい安いので、毎日がバーゲンって感じですもんね。
このあたり、ウィゴーやハンジローのようなユーズドミックスストアにもちょっと共通する魅力だと思います。
こんなご時世だからこそ、低価格、多品種、かつ店頭鮮度いっぱいの大型ファッション店、メガストアに頑張ってもらわなくちゃ、と思う今日この頃です。
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