買い物客が発するオーラの連鎖
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昨日は神宮前交差点の国内外のファストファッションSPAを視察された、異業種からファッション業界を分析されている方々とざっくばらんにお話をする機会に恵まれました。
その方々の、ファッション業界の方とは違った視点になるほど、そういう見方もあるのか、と関心を持ちながら、そしてまた、参加者全員が、いち生活者である立場も交えながら、意見交換を楽しんだものでした。
いつもファストファッション企業の店頭を見ていて思うことなのですが・・・
厳しい業績の続く、百貨店他、従来型のファッションビジネスの担い手たち。彼らは、今、もしかしたら、年に2回、1月と7月のバーゲン期にしか、お客さんをワクワクさせられなくなってしまったのではないだろうか?
それに対して、ファストファッション企業は、365日、毎日新しい商品で来店客をワクワクさせることを心がけ、多品種、多頻度投入をビジネスモデルとしている。
ファストファッションの店頭にいる買い物客からは、新店オープンや、百貨店のバーゲンの時にお客さんが発してる、今買わなきゃって、「お買い物スイッチ」が入ってしまった人が発する特有のオーラのようなものを毎日感じる。
そして、そのオーラって、実に、他のお客さんにも連鎖するものなんですよね。
これ、絶対、企業側はわかっていて、企業側とお客さんとの毎日の掛け合いも、参加型エンターテイメントビジネスの一環として、演出されているものなのだな~と。
当然、毎日バーゲンをやれ、と言っているわけではありません。しかし、このあたりに気がつかないと値下げだけでは、賢くなった生活者には対応できませんよね。
まずは、H&MやZARAあたりに行って、買い物客が発しているオーラ、じっくり感じてみてください。
(フォーエバー21は、まだオープン景気の域から出ていません。)
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