U29(アンダー29)のファッション消費購買行動
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6月6日の日経新聞に、愛着をもって着古した服を捨てずに、フリーマーケットやヤフオクなどで交換するU29(アンダー29;29歳以下)世代の消費購買行動に関する記事が掲載されていました。
そんな同世代の古着を交換して楽しむ特徴を、リアルのイベント化したのが、記事でも紹介されている
で、私も最近気になるファッションイベントのひとつとして注目しています。
ブログで話題にするストリートスナップに登場する子たちも、このU29世代にあたり、彼女ら、彼らは、1点くらいは話題のブランド、アイテムを取り入れながらも、ユニクロ、アメリカンアパレルのようなベーシックから、国内外のファストファッション、欧米古着、もらいものまでをパーツとして上手に組み合わせ、できるだけ安く、しかしながら、おしゃれで素敵なファッションを楽しむ「チープシックな」購買行動をする典型的な世代と言えます。
H&Mやフォーエバー21の店頭をご覧になった業界のベテランの方々が、こんなビジネス(特に品質)いつまで通用するかな?なんてことをよく言われますが、その際、今、ユニクロやファストファッションや古着を積極的に取り入れる世代が30、40歳になった時、また、ファッションマーケットをリードしているその世代の消費購買行動が年齢の上と下の他の世代にどんな影響を与えるかを話題にすることがよくあります。
U29世代は、年をとっても、今35歳以上の世代と同じ行動をするとは思えない。やはり自分たちの価値観で安くていいものは積極的に取り入れるだろうし、むしろ、今35歳以上の世代が、U29世代の賢い行動に影響を受け、古着はわかりませんが、徐々にファストファッションに理解を示し、うまく取り入れ、自身のファッションに工夫をするようになる方が現実的な気がしてなりません。
ファストファッションの浸透、欧米マーケットの古着の取り入れ方、国内の古着リサイクル流通の進化・・・マーケットのパラダイムが大きく動いている今、価格、品質ももちろん大切ですが、より生活者の行動パターンを理解しながらビジネスを組み立て直す必要性を感じます。
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