量販店による百貨店改革?
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8月7日の日経新聞にセブン&アイホールディングス傘下で再建中の西武、そごう両百貨店に対する同グループのテコ入れ策についての記事が掲載されていました。
・食品売り場へのセブンイレブン及びイトーヨーカ堂のプライベートブランドの導入
・同 ヨークベニマルのノウハウの供与
・衣料に関するイトーヨーカ堂との共同商品開発(カシミヤなど)
・同 イトーヨーカ堂のサプライチェーン、主力仕入アパレルメーカーと組んだ
低価格プライベートブランドアパレルの開発
・赤ちゃん本舗の商品供給や出店
などなど・・・
西武百貨店の一番店、池袋西武百貨店本店(通称イケセイ)で実験して、その後、効果を見極め、他の店舗にも広げてゆく方針とのこと。
記事を読んでて、ちょっと頭が混乱してきました・・・
これは百貨店事業の解体?百貨店の箱を使った新しい量販店を作るってことなんですかね。
なんかヘン!って違和感感じたのは私だけでしょうか?
他の百貨店でも量販店中心に卸しているメーカーに価格切り口で百貨店が取引や出店の要請している話をいくつも耳にするようになりましたが・・・
大丸が心斎橋北館で駅ビル、ファッションビル系のブランドを低歩率(家賃比率)で導入するという実験の主旨は大いに理解できますが(というか将来を見据えたチャレンジで賛成)、量販店ご用達アパレルメーカーから仕入れた低価格、品質は基準内かもしれないけれど、それなりの面(ツラ)の商品、量販店の店頭でだって苦戦してるのに・・・
既存の百貨店のお客さんはこの提案、どう、受け止めたらよいのでしょうか・・・
それとも見栄を張っている場合じゃない、台所事情があり、同グループは、百貨店事業から撤退をするつもりで進んでいるのでしょうか・・・
百貨店業界は本当に大変なことになって来たなぁという印象です。
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