LA(ロスアンゼルス)はデニムのシリコンバレー
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8月18日から繊研新聞でメード・インLAの強みという連載記事が始まりました。まだ始まって2回目までしか読んでいませんが、今、日本のファッションマーケットに影響を及ぼしている話題のLAセレブ、プレミアムジーンズ、フォーエバー21を生んだ生産背景などを知る上で大変興味深い展開になりそうなので、以降も必読です。
さて、18日の1回目は、世界屈指のデニムジーンズの産地であるLAの強みの紹介でした。
カリフォルニアと言えば、リーバイス、ギャップを産んだデニムジーンズの発祥地であり、ヴォリューム生産は、アジアに移されていったものの、LAは今でも情報ソース、素材、縫製、後加工の充実した産地です。
ブログタイトルは、デニムの神様と言われる、アドリアーノ・ゴールドシュミット氏の言葉。
同氏は、1978年、イタリアで、ディーゼルを立ち上げ、リプレイにも参画し、2000年、プレミアムデニムジーンズブームの始まらんとするLAに終結するソースすべてにほれ込み、拠点をLAに移し、同氏のイニシャル、AGブランドのプレミアムデニムブランドを立ち上げたことで有名です。
今もゴールドサイン、シチズンズ・オブ・ヒューマニティにもかかわっている、まさしくプレミアムジーンズの歴史そのもの、ド真ん中にいる人物ですね。
記事に、彼がLAにこだわる4要素が紹介されています。
1)ライフスタイル・・・カリフォルニアライフスタイルそのものがデニムジーンズのモデルそのものであること
2)生産設備・・・ジーンズ生産の伝統があるため、生産設備が今でも充実していること
3)人材・・・才能のあるデザイナー、クリエーターが世界から集まって来ていること
4)ハリウッド・・・プレミアムデニムを愛するセレブの反応、セレブからの情報発信がデニムファッショントレンドを左右していること
とても、説得力があります。
かつて、フランスから来たゲス、BCBGが、カナダから来たアメリカンアパレルが、そしてゴールドシュミット氏のようなプレミアムジーンズのプレイヤーたちが、ブランドを立ち上げ、投資家に巡り合い、大きなアメリカンドリームを実現できた豊かな生産背景をもつLA。
実は、私も、90年代の後半にカリフォルニア州サンディエゴで働いていたころ、そのLAの生産背景を活用して、MADE IN USAのファッション商品を日本のチェーンストア向けに輸出していたひとりです。
ルート I-5(サンディエゴとLAをつなぐハイウェイ)を車で行き来するころ、私も、プチアメリカンドリームを夢見ていたかもしれません。
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