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10月2日(金)、ちょうど午前中に銀座のクライアントさんとのミーティングがあったので、その後、雨の降る中、同日増床オープンと同時に+Jプラスジェイの発売を開始したユニクロ銀座店に立ち寄って来ました。
ネットメディアによると、開店時1000人くらい並んでたそうですが・・・
私が行った13時前に行列はありませんでした。
従来の部分は、全館ウィメンズとしてリニューアルされており、+Jプラスジェイ売場は1階奥と5階の2か所。商品内容は全く同じものを置いているとのことで、1階のにぎわいづくりと最上階のシャワー効果の両方を演出するさすが商売人たるうまい方法だと思いました。両階のコーナーとも百貨店のバーゲン会場の様相、無言の男子禁制状態たったので、入れず(涙)。
ウィメンズを見るのはあきらめ、メンズ館となった隣の増床部分=旧ブルックスブラザーズ銀座店跡の店内に入ると、+Jコーナーへの入場規制中という状況。その後、10分で入場。
10坪程度の狭いコーナーは、ファッション好きの20歳前後の学生さん風、ファッションに興味を持っている20代後半‐40代の銀座勤めのサラリーマン風、業界関係者といった男性客でイモ洗い状態。
サイズについて、畳み直しで忙しい店舗のスタッフに聞くと、「従来のユニクロサイズでスリムになっている」というコメントなので要試着。実際、各サイズで着る人にフィットすることを目指しているので、アイテムによってばらつきがあるようです。
商品で気がついたことをいくつか(あくまでもメンズのみ)
○デザイン性、クオリティ、価格設定は明らかにH&Mを意識しているように思います。とにかく価格は思っていたより安い、こんな安くていいの?とユニクロと1000円くらいしか変わらないのではないかという印象です。H&Mと同様の価格設定で、ジルサンダーさんがデザインしていて、おたくよりクオリティ(素材・縫製のきめ細かさ)は良いぞ、とH&Mへの挑戦状とも言えます。
○メンズは、一見ベーシックで、スリムなだけで、パッと見、ユニクロの方が素材的にも優れているものが多いように思いますが、試着をすると、違いがわかります。肩のドロップやアームホール、バストのフィット感が絶妙で立体的。特に着ている人を後ろから見るよくわかります。今までの平面的でショルダー→ボトム、ストレートズドン?シルエットのユニクロありがちのシルエットからするとそのチャレンジに拍手を送りたくなりますね。このチャレンジの「印籠」にジルサンダーさんの名前はうってつけだったと改めて納得。
○あー残念ってな素材がいくつかありましたが、素材的には、一番買われてなさそうなカシミヤセーターを一番評価したいところです。このウェイト、風合い、業界のスタンダード(4万-5万円)に近いクオリティでこの価格。私的には、これまでのユニクロのカシミアセーター、安いけどそれなりで、まだまだ・・・ユニクロらしくない仕事のひとつって評価をしてきましたが、本来同社が実現すべきクオリティってこんな感じじゃないかなって一品でした。
○前評判No1だった白シャツはその時点ですでに完売で見れず。
○S、M、L、XL4サイズ展開で、小さいサイズから完売状態に。この様は、後でチェックしたオンラインショップでも同様でしたね。
というわけで、これまで生活者がZARAやH&M、セレクトショップのミッドトレンドマーケット対応業態あたりで取り入れていたアイテム群の買い回り先のひとつに十分加えることができそうなラベルになりそうで、今後が楽しみです。
ところで、10月2日に日経新聞にも見開きの折り込み広告が入り、新しいTVコマーシャルを観ました。
チラシやこれまでのテレビCMのように、単品販売訴求の為にしか広告宣伝をしなかったストイックなユニクロが、イメージのために広告を打つのは珍しいんじゃないですかね。
それだけでなく、この日のために世界的に相当の広告宣伝費をかけているのではないでしょうか?
今回のパリ旗艦店のオープン、+Jプラスジェイ世界販売に対する意気込み、執念というか、徹底ぶりというか、ちょっと怖いものを感じたのは私だけでしょうか。
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