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October 09, 2009

伊ヴェルサーチ、事実上日本から撤退

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 いくつかのネットニュースで、今年の5月に紀尾井町の本店を閉店した伊ヴェルサーチ・ジャパンが、7月に百貨店内の店舗2店とアウトレット1店を閉め、国内直営店すべてをクローズした上で、10月31日をもって、ジャパン社の広報部門を閉鎖、「事実上の日本撤退」と報道されていたのを目にしました。

 一番詳しいのがこちらですかね

 J-CASTニュース ヴェルサーチ国内全4店閉店 事実上の日本撤退

 80-90年代前半のバブル期のイタリアブランドブームの象徴である3G(ジョルジオ・アルマーニ、ジャンニ・ベルサーチ、ジャン・フランコフェレ)の一角だったブランドが、世界で2番目に大きいマーケットから撤退するという事実を、ヨーロッパのラグジュアリーブランドの不振、ファッションマーケットのパラダイム転換を意味する歴史的な?ニュースとして、朝のニュースバラエティ番組でも取り上げられていたのを観たものです。

 私もバブル期に商社に就職、アパレル部門に配属され、間もなくイタリアファッションブームの洗礼を受けた身なので、ヴェルサーチがその中でもバブルを象徴するような派手な服が多かったとは言え、同ブランドの日本撤退には、少々感慨深いものがあります。

 イタリアブランドを手がけ、イタリアからの製品輸入をしながら、確かにビジネス的にはルーズなところも少なからずありますが、イタリア人のモノづくりには大きく影響されましたから。

 デザイナー、パタンナー、モデリストといった職種の社会的地位が高く、プライドを持った仕事をしているイタリアのファッション産業は、世界のファッションビジネスの理想郷。今でもリスペクトして、自分のファッション商品の良し悪しを判断するひとつの尺度、ベースになっていると思っています。

 そんなイタリアのファッション産業は最近、ホントに元気ないですね。ジャン・フランコ・フェレブランドを所有するITホールディングも今年の2月に破たんし、アルマーニも元気がないとか、いい話がありません。

 こんな状況になると、メディアは消費はラグジュアリーブランドからファストファッションブランド、バリューブランドに移っている、消滅するんじゃないかくらいの勢いで、極端に書きたてますが、もともと購買層や用途(オケージョン)が違うんで、そのマーケットは、それはそれで、適正規模にダウンサイジングしたり、体質改善したりして、しっかり生き残り、後世にいいところを継承して行って欲しいと思います。

 一方、上記のネットニュースによると、ヴェルサーチ本国の会社自体は確かに厳しいようですが、昨年あたり中国では出店を加速しているみたいですね。むしろ、伸びの期待できない日本に見切りをつけ、期待のできる中国への経営集中のための日本撤退かもしれませんが・・・どうなんでしょうか  
 
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