西友で販売されているGeorge(ジョージ)が、イギリスでは期間マーケットシェア1位と絶好調
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海外ニュースをチェックしていて、10月上旬の記事ではありますが、米ウォルマート傘下のイギリスのスーパーマーケットチェーン、ASDA(アズダ)のプライベートアパレルブランドで、日本の西友でも展開されている、”George(ジョージ)”がイギリスマーケットで好調とのニュースを目にしました。
BBC NEWS: Asda 'beats M&S in clothes sales'
この夏(8月17日までの12週間)、イギリスの老舗アパレルチェーン(食品や雑貨もやってますが)で、長年中産階級を支えマーケットシェアNo1を誇っていた、ご存知 Marks and Spencer (マークス&スペンサー;M&S)のアパレル部門売上げを上回って、僅差ではありますが、1位になった模様。
ランク 企業またはブランド マーケットシェア
1位 George 10.1%
2位 Primark 9.9%
3位 M&S 9.8%
記事によると、軽衣料中心のこの期間の一時的な首位獲得で、クリスマス商戦に向けては都心型のM&SやPrimarkが首位になるのでは?との見方が強いようですが、Georgeの経営トップは、2011年には業界トップになるべく、経営戦略を組んでいるようですね。Primarkの躍進と言い、イギリスでもデフレによる低価格アパレルのシェアが拡大しているようです。
それにしても、イギリス衣料マーケットはトップ3社でマーケットの3割のシェアを占めてしまうほど寡占の進んでいるマーケットなのだな、とちょっとビックリ。日本はダントツのユニクロでも5-6%くらいのシェアですからね。そうそう、ユニクロがUK(イギリス)マーケットで成功するためには、これらの強豪がライバルになるわけです。
ところで、ファッションショーをしたり、TVCMを打ったり、おしゃれなタブロイド型の新聞折込を入れ、最近、感度がよくなったと言われる西友の衣料品売り場で、ちょっと前になりますが、このGoergeジョージの商品を手にしました。
都心(三軒茶屋)と郊外モール(みずほ)の両方を見たのですが・・・
ウィメンズの感性、クオリティ、価格のバランスは素晴らしいものがあると思いました。えぇ!?、この感覚でこの値段は安い!と。ZARAやH&Mなどでお買い物をされているお客さんには十分受け入れられるレベルではないかな~と思いますよ。
キッズは、広告宣伝は素敵ですが、売り場では、コーディネート提案をしていて少し安いかな?という点でイトーヨーカドー、ジャスコの子供服売り場よりはよいかな、という程度。
メンズは、「あなたたち、どうせ週末はゴルフウエアスタイルでしょ?」と言わんばかりの品揃えにがっかり。まあ、従来の顧客に合わせるとそうなってしまうのかもしれませんが・・・
ただ、これらの品揃えを見る限り、セレクターというかバイヤーが各部門違う担当の方がやっていて、イギリスの豊富な商品ラインから何を切り出して日本の生活者に提案するかの違いだけであって、ウィメンズの方の感性でイギリスのGoergeの商品をセレクトしたら、ひょっとして日本でも化けるのかもしれない、と大きな潜在性を感じたものでした。
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