2009年流行語大賞、「ファストファッション」がトップテン入り
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12月1日に発表された、「現代用語の基礎知識」選、今年の新語・流行語大賞のトップテンに「ファストファッション」がランクインしたというニュースが入って来ました。
第22回新語・流行語大賞大賞およびトップテン
用語の解説を見ると
『百貨店の苦境が続く中、売り上げを伸ばしている「安くて手軽なファッション」のこと。日本ブランドであるユニクロやしまむら、g.u.が健闘していたが、海外からH&M、ZARA、フォーエバー21などが参画してきたことで、大きな社会現象になった。』
とあり、しまらーブームの火付け役、益若 つばさちゃんが受賞者になっていましたね。
「安くて手軽なファッション」ということで、広義の解釈がなされたようで、ユニクロ、しまむら、g.u.もそのひとつと定義づけられているようです。
これまで、業界やメディアで、「ファストファッション」という言葉の明確な定義はなく、ユニクロを入れるか、入れないかは、その言葉を使う人の解釈に任されて来たところがありますが・・・
ファッション業界内では、一般的に、「FAST=ファスト」を、ファッショントレンドの取り入れのスピードや、企画から投入のスピードが「速い」、店頭の商品の入れ替わりも「速い」の意味で捕らえているため、欧米のH&M、ZARA、TOPSHOP、FOREVER21、日本のマルキュー系ブランドやポイントの各ブランドなどを指す場合が多く、仕込みに1年~半年、3ヶ月以上かけるユニクログループやしまむらなどのカテゴリーキラーは、「ベーシックカジュアルSPA」とか、「量販専門店チェーン」とか、呼んで除外していた場合が多かったかな、と思います、私も含めて。
さすがに、「現代用語の基礎知識」さんに定義づけられてしまったら、敵いませんが(汗)、まあ、一般生活者にわかりやすい広義の方を第1の定義にしておいた方がいいんですかね~
しかし、そうすると、ハイスピードオペレーションをしていた、ホントのファストファッションのビジネスモデルをユニクロやしまむらと区別する言葉を考えないといけないんでしょうか・・・
まあ、あんまり深く考えず、ファッション業界ではこう解釈する場合が多い、ということで、このブログでは、従来どおりにしておこうかな(笑)
ちなみに4年以上前から使ってました。
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