高島屋がケイタイにブランド衣料の割引クーポン配信
クリックして人気blogランキングへ
2月27日の日経新聞によると、高島屋がNTTドコモと組んで、「ドコモプレミアムクラブ」会員約4900万人を対象に、4月から不定期に、ブランド衣料が10-20%引きで買えるクーポンを配信するそうです。
この前、業界関係の方と、今後の百貨店の位置づけについてディスカッションをする機会がありましたが、今、私にとって、いや、多くの方々にとっても、おそらく、百貨店は、「ブランドが割引で買える店」っていう位置づけなんですよね。
たとえば、伊勢丹新宿店は新宿一番の品ぞろえ。伊勢丹のハウスカード、アイカードを持つ私は、現在伊勢丹でのお買い物は有名ブランドだろうと、常時定価から7%OFFで買えます。冠婚葬祭のあった翌年には、1年間10%OFFだったころもありました。ゆえ、ブランドの今期ものや定番商品を買う時は、伊勢丹が品揃えが豊富で、一番安く買える店になるわけですから、迷わず伊勢丹で買います。
これ、他のエリアの他の百貨店でも同じではないでしょうかね。
以前、セミナーで、私が、シーズン中に売価変更で消化対応するのが当たり前になったSPAの話をした時に、「プロパー期間中に値下げをすることが、顧客満足と言えるのでしょうか?」と質問をされた若手百貨店マンがいらっしゃいましたが・・・これまで、値引きで顧客を裏切らないとしてきた百貨店、そんなかんなで、1年中値引きをしているのは、むしろ百貨店、という時代になってしまいました。
しかも、不特定多数へのクーポン配信まで・・・時期を聴くと、実売期に需要が一時的に下がる時のカンフル剤として使うようですが・・・
業界のトップコンサル、小島健輔先生がよくおっしゃっているように、百貨店のオフプライスストア化(ハウスカードによるMAX20%引き)はひとつの生き残りの手段なのかもしれません。
いつもお読み頂きありがとうございます。
こちらのアイコンをクリックして応援よろしくお願いします!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ビジネス・業界ブログランキング 【第2位】→stay(10.2.28現在)
| Permalink | 0 | Comments (0) | TrackBack (0)