ABCクッキングスタジオに学ぶ顧客目線
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2月17日の繊研新聞にABCクッキングスタジオの横井社長のインタビュー記事が掲載されており、終始「目から鱗」の内容でした。
以前、日経MJの1面で同社が取り上げられていた際にもエントリーいたしましたが、今回も共感、そしてちょっと感激しながら読ませて頂きました。
琴線に触れた部分を要約してご紹介しますと
○(起業時)教室では、一緒に作って一緒に食べるというスタイルで始めた
○生徒が生徒を連れてくるというかたちで会員がどんどん増えていった。生徒が友人を連れてきて、一緒にご飯を食べる前に一緒に作るという感覚
○(教室をガラス張りにしているのは)女性が料理をしている姿はステキで可愛い、それを周りの人にもみせたいと思ったから、それを見て、教室に興味を持った人に安心してもらいたかったから
○授業は先生1人に生徒4人という少人数制が特徴。生徒が先生を選ぶことができる。先生の評価は生徒の指名総数などで決まる。会社や店長にとって、いい先生というのは自分のいうことをきく人や社員のために動く人。生徒にとってよい先生とはいい授業をする人。本来会社が評価すべきなのは後者
社長自身や会社がどうこうしたい、という話ではなく、顧客が主役、顧客をどう活かすか、顧客が顧客を呼ぶ、一貫して顧客目線だということです。
そして、今の時代、顧客に支持されるためには、「料理を学ぶ」という単一のコンテンツだけを売っているだけではダメで、「気のあう人と楽しいひとときを一緒に過ごす」、一緒に「食べる」という顧客のメリットが2つ、3つ複合されたエンターテイメントでなければならない、ということを同社の成功が物語っていると思います。
読後、とてもすがすがしい気持ちになったとともに、今後の同社の成長を応援して行きたいなと思いました。
関連エントリー-ABCクッキングスタジオのエンターテインメント性
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