青山商事のザ・スーツカンパニーが都心に常設アウトレット店舗を開業
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3月5日の日経新聞に、青山商事が、東京上野に、同社のツープライススーツストア業態、THE SUIT COMPANY(ザ・スーツ・カンパニー;以下TSC)および同社のセレクトショップ業態、UNIVERSAL LANGUAGE(ユニバーサルランゲージ;以下UL)のシーズン落ち商品を常時値下げ販売するアウトレット店を開業することに関する記事が掲載されていました。
開業は、3月6日、もともとTSC上野店(最寄駅はJR御徒町)だった店舗を改装オープンするものです。
THE SUIT COMPANY SPA OUTLET 上野店OPENのお知らせ
同社の基幹業態、「洋服の青山」では既存店舗各店で商品を値下げ、消化しているのに対し、同店では、これまで、大々的な値下げ販売を控えていたTSCおよびULの売れ残り品を30-90%OFFで販売するとのこと。
なるほど、最近過去のエントリーに検索エンジン経由のアクセスが増えていたのはこのためだったのですね(笑)
以前、お台場に期間限定で開設していたTSCのアウトレット店はありましたが、いよいよ上野御徒町で常設ですね。
関連エントリー-ツープライススーツのザ・スーツ・カンパニーが期間限定アウトレット店を開設
ところで、最近、常設か期間限定かは別にして、都心部でアウトレット店を構えるブランドの話が話題に上るようになりました。
ビームス、ユナイテッドアローズも神宮前や神南に知る人ぞ知るアウトレットがありますが、ベイクルーズグループも、古くからB.CStock(ベーセー・ストック)という店名で渋谷に常設アウトレット店舗を構えています。
都心部は、郊外や近郊に比べ絶対客数が多いので、やりようによっては、消化のスピードは格段に速いです。
一方、当然のことながら、既存のプロパー店舗との棲み分けも課題になります。
今後、ファッション企業がこの折り合いをどうつけ、うまく都心部の消化力を活用してゆくのか?生活者としては、選択肢が増えるので、楽しみにしながら・・・業界の動向を見守って行きましょう。
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