ユニクロの超プッシュ型マーケティング
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今に始まった話ではありませんが、最近のユニクロのUJ(ジーンズ)のCMの本数の多さや、朝のニュースバラエティ番組で、あたかも「ニュース」のように盛んに取り上げられるシルキードライやサラファイン商品の紹介には、ちょっとやり過ぎ?「何かが動いている」違和感?を感じたりします。
メディア各社は、年々大きくなるユニクロさんが投入する広告宣伝費に結構、動かされる部分もあるのかな~まあ、商品は悪くはないし、ご商売ですから仕方ないかと思いますが・・・。
最近、あらためて国内外のアパレルSPA(製造小売業)の損益構造なんかを比較する機会がありましたが、ユニクロの売上高広告宣伝費率の高さ(4.5%;同業他社は2-3%内)と平均200坪超の大型店舗で月坪効率25万円は断トツです。一方、意外と従業員一人当たり人件費は低かったりして・・・
素材開発から入る同社の商品開発期間は、今や、しまむら(ヤング部門)あたりでも、30-45日で回すようになったと言われるファストファッション時代に逆行して、ほぼ1年がかりと長期化、逆行していて、品番あたりの発注数量も増える一方。仕込み商品の売れ残りリスクは大きくなるばかりです。
やはり、長い時間をかけて仕込んだ商品を、柳井会長が陣頭指揮をとって、広告宣伝をかけて生活者に猛プッシュをかけて、徹底的に売り切らなければならないビジネスモデルなのかな、と実感。だから、走り出したら、この「勢い」を止められないのですね。これは簡単には真似のできないビジネスモデルです。
あらためて、ユニクロの「強さ」とともに「危うさ」?も感じる今日この頃です。
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