消費現場を創造的に!
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3月23日の日経新聞一面下段の「春秋」に、小売業にたずさわる方に贈りたい素敵な一文があったのので、引用させていただきます。
「スウェーデンの家具大手イケアの日本進出を指揮したT・クルバーグ元日本法人社長が消費の潜在力を称賛していた。
『日本人は風景の微妙な変化を感じ取り、想像力を無限大に働かせる』。
売り場に入った途端、買い物客の顔つきが変わる。売り手が思いつかない家具の配色や配置のアイデアが飛び出すそうだ。
消費とはモノとカネの単純交換ではない。きっかけがあれば、モノをつくるのと同じほど創造的な行為となる。
(以上引用)」
ファッション業界には、本部サイドのクリエーション、ものづくりやMD至上主義的な発想が根強いですし、また、逆に、デフレ経済下では、値下げをすれば売れる・・・という価格志向の安売り合戦的な様相も否めません。
そんな中で、販売現場である店頭の工夫、「きっかけ」づくり、そしてそれに対する生活者のリアクションが、モノをつくるのと同じほど創造的だ、というこの一文・・・あらためて、とても勇気づけられはしませんか?
春商戦実売期に、目先の仕事に忙殺されることなく、この言葉を噛みしめ、情報の宝庫である店頭の最前線にいるというプライドを持ってお客さんに向き合いたいものですね。
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