ネットオークションが変える?ファッション消費の未来図
クリックして人気blogランキングへ
5月11日の日本繊維新聞(ニッセン)の「私論試論」という解説欄に、ネットオークション市場に関する記事が掲載されており、興味深く読ませていただきました。
ここのところ、ニッセンに、ネットオークショ活用のポータルサイトである「オークファン」関連の記事が、よく掲載されていますが、とても面白いですね~、ホント、オークションは未来の消費を変える、販路のひとつとして、侮れないな~と感じてしまいます。
まず、記事にあるオークファン調査による世界のオークション市場規模を知る数値を参考までに、いくつかまとめてご紹介します。
世界の大手サイトの取り扱い高
米イーベイ-年間 6兆円
米アマゾン-年間推定 2-3兆円
中国タオバオ-年間3兆円のうち8割はCtoCのため、約2.4兆円が実質オークション
日本のヤフオク 年間7000億円(うち1100億円がファッション商品とのこと)
と、これだけでも12-13兆円超の規模になるわけです。私は、ホントにたまーにヤフオク使う程度ですが、世界的に見ても、オークション市場はずいぶん大きくなっているんですね。
記事にもありますが、欲しい商品を店頭で見た時、商品価格の相場を知る上で、価格.COMとあわせて、ヤフオクを使っている人も少なくないんじゃないでしょうか?多くの流通企業も実験的に新品を出品して参入しているようですし。
そして、記事の中で、私の琴線に触れたフレーズはこちら
「インターネットが世界をフラットにつないだことで、新品か中古か、リアル店舗かバーチャル(ネット販売)か、ショッピングかオークションかとう枠組みは、単なる便宜的なものに過ぎず、消費者=買い手からすれば、早いか遅いか、安いか高いか程度の違いでしかなくなった。買い手は完全に自分の都合をベースに、手に入れ方を変えているだけだ。」
私にとって、「本」がまさしくそれになっています。店頭で何冊か読みたいと思った本に出会った時、すぐに読みたい1冊だけその場で買って、残りは本屋を出てから、ケイタイでアマゾンに注文、自宅に届けてもらうなんてことも、しょっちゅうですから・・・
店頭でのファッションショッピングの楽しみを本と比べてはいけませんが、21世紀に入ってから、「店頭が全て」ではなくなったのは事実。
そんな賢い生活者の更なる使い分けに、プロとしての我々はこれから何をすべきか、
そして
逆に、生活者として、多くの情報、マルチな販路、目に見えない相手から、商品を選び、購入する際の自己責任・・・
とても考えさせられる記事でした。
関連エントリー-ZOZOのスタートトゥデイがファッション商品オークションのクラウンジュエルへ出資
いつもお読み頂きありがとうございます。
こちらのアイコンをクリックして応援よろしくお願いします!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ビジネス・業界ブログランキング 【第1位】→stay(10.5.9現在)
| Permalink | 0
Comments